用語集
シュリンプ飼育で日常的に使われる用語の定義集。
- 生物膜(バイオフィルム)biofilm
熟成水槽内の濡れた全表面に形成される、微生物による薄い被膜。稚エビの主食となるため、水槽の立ち上げを焦らずじっくり熟成させることが「理想値」を狙うこと以上に重要。
- GHgh
General Hardness(総硬度)。水中のカルシウムおよびマグネシウムイオンの濃度を示し、°dGH(ドイツ度)や ppm で表記される。エビは脱皮の殻形成に GH を必要とする。軟水系の種では 4〜8 °dGH が目標値。
- KHkh
Carbonate Hardness(炭酸塩硬度)。炭酸イオン・重炭酸イオンによる pH の緩衝能力を示す。KH が高いほど pH は安定するが、Caridina 系の軟水ラインは active soil の pH 低下効果を生かすため KH 0〜2 °dKH を目指す。
- 脱皮molting
エビは成長のため定期的に外骨格を脱ぎ捨てる。脱皮直後の数時間は体が柔らかく無防備。急激な水質変化(特に GH/TDS)は『白いリング』と呼ばれる脱皮不全を引き起こし、多くは致命的となる。
- 再ミネラル化remineralization
RO/DI 水(ミネラルゼロの水)からスタートし、専用ミネラル添加剤で目標の GH/KH/TDS を再現する手法。水質を完全に制御できるため、安定した軟水を要求する Caridina 系には必須の手順。
- TDStds
Total Dissolved Solids(総溶存固形物量)。水に溶けたミネラル・塩類・その他の物質の総量を ppm で示す指標。RO/DI 水の再ミネラル化を行う際、最も簡単に追跡できる単一の数値として用いられる。
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